この住宅は瀬戸内海の穏やかな海が見渡せる高台の上にあります。

もともとあった母屋の脇。細長い敷地が今回の建物を建てる場所でした。道路から敷地の一番高い所までの高低差が約3mあり、この高低差を生かした計画が出来ないかと検討を進めました。

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様々な検討の結果、建物を大きく三つに分けてそれぞれの高さを敷地の高低差に合わせて1.5mづつ上げる事にし、それらを一枚の薄い屋根で結ぶ事で空間的な連続性を作っています。

室内は高低差によって緩やかに区切られ、海側からのさわやかな風が階段状の室内を通り抜ける気持ちの良い空間になっています。

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