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鳴沢の家

NARUSAWA house

敷地:山梨県南都留郡鳴沢村

構造:木造2階建て

規模:118.52㎡

写真:FOTOTECA 木田勝久

この建物は富士山の麓、標高1200mの森の中にあります。
敷地には苔むした石垣や樹齢100年以上の赤松の大木、森を明るい印象にしてくれるシラカバの木などがあり、東京からたった1時間半で自然豊かな別世界に身を置く事が出来ます。
高い木々に囲まれたこの環境で、室内で自然を感じられるように高窓から森を眺める様な構成をとりました。
建物は屋根の雪を南側に落とす為に南側を低くして、高い北側の2階に寝室、ゲストルームを設けています。
薪ストーブで暖められた空気が寝る頃には寝室を暖めてくれる事も期待しています。
また、寒冷地での通年利用を可能とするため、水抜きを行わないリモートホットピットシステムを開発しました。
東京でリアルタイムに室温を観測し、水道が凍結しそうな設定温度以下になったときは警報メールが届き、遠隔で床下配管ピットのヒーターを入れる事が出来ます。

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